世界の中心で愛を叫ぶ 片山恭一

まわりでこの本を読んだ人はみんな
「わたしはそんなに泣かなかった」
と言う。
わたしもそう言った。
文章が、あんまり好きではないのです。
もっと、流れるような綺麗で繊細な文章を書く人だったら良かったのになあ…と、ちょっと思いました。
でも、嫌いではないです。
細かい場面ではうなずくことが多い。共感する。

美しい恋愛に憧れる人がはまりそうだな。
まあ、昔からよくある話ではある。
小学生とか、中学生の頃によく漫画でそういうのがあって、大泣きした覚えがある。
身近の人の死を経験してないほうが、そういうのでは泣けるんじゃないかという気がする。(あるいは、読みすぎで慣れたのかしら?)