2004-01-01から1年間の記事一覧

アブダラと空飛ぶ絨毯 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ 徳間書店

なぜハウルの動く城2なのかわからなかったけど、最後で納得。 話のお終い付近でどたばたと決着がついていくのが心地よいです。面白いし、騙された! ところどころにディズニーの「アラジン」というアニメの影響が見えますが、それもいいかもしれないな。

緋色の檻 橘香いくの コバルト文庫

有閑探偵コラリーとフェリックスの冒険シリーズの15冊目くらい。 非常にコバルトらしい作品で、わたしは大好きです。バカでお人よしで元気だけがとりえ!な少女(あとお金持ちでもあるけど庶民育ち)が主人公。恋人は美形だけど変人で、それは幼少期のトラウ…

外科医東盛玲の所見 池田さとみ ソノラマコミック文庫

霊感とか不思議なものを見る力があるんだけど、それを全くまわりに気づかせず、「あの先生リアリストだから〜」とか患者さんに言われてる外科医の先生の話。霊感のある看護婦さんとの恋愛話もあるけど、全然進展しません。心の傷を抱えた患者さんが霊とかか…

ドリームバスター1、2 宮部みゆき 徳間書店

なんだか、ネットで掲載してたみたい。まあ、どちらでもいいです。上下巻だと思ってたら、まだまだ続くようです。やられた。なんだか壮大な物語になるようです。まだまだはじまったばかりっぽい。SFという分野に入るようです。なんか変な設定なんだけど、細…

エマ4 森薫 Beam comix

メイドさんとジェントルマンの身分違いの恋話。 作者の、コルセットをしめるシーンへの気合の入り方とかが見所です。大ゴマつかってるし。アップも忘れないし。全体的に丁寧ですきです。背景やレースなどの書き込みも丁寧だし、話の進め方も丁寧だ。ドレスの…

夏の残像(シーン) ごとうしのぶ ルビー文庫

タクミくんシリーズ。やおい入門書とか言われてるシリーズの最新刊です。1年半ぶりだそうです。わたし、前回の話を全く忘れてるようだ…。最近、このひと体言どめが多くなったのでとても読みにくいです。もう一度読み直す気にはならないな。主人公が違う人た…

ハチミツとクローバー 羽海野チカ クイーンズコミックス

これは大好き。 シリアスとギャグの格差も格別です。ギャグ部分がはっちゃけすぎてる気がしないでもないけど。 なんというか、心理的に痛い所をついてくるのが読んでていい刺激です。あと、アーこういう青春を送ってみたかったなあってのもありますな。アメ…

鋼の錬金術師3 荒川弘 ガンガンコミックス

世の中で流行っているというので買ってみて、そしてはまりました。おもしろいや。 あれですね、ロイ・マスタングがでてきた瞬間に「これかーーー!」と思いました。腐女子のハートをわしづかみですね。こりゃ人気が出るわ。この人を見た瞬間に、鋼バブルもそ…

鬼首峠殺人事件 五百香ノエル ディアプラス文庫

ヤオイ小説です。なんちゃってミステリなので、それについては全然期待しないで読みます。主人公たちがラブければいいのだ。これは人気があるらしく、5巻目です。1巻でくっついたカップルがずっと同じようなことでなやんだりいちゃいちゃしたりですよ。でも…

のだめカンタービレ2 二ノ宮知子

主人公は新しい師匠と会ったようです。 でもやはり変な人。 どこかにいそうな変な人、を描くのがうまいなあ。 変な人なんだけど、才能がある。 その落とし方と持ち上げ方がうまくて、読んでて気持ちいいです。今回、コタツを部屋に持ち込まれていろいろ迷惑…

のだめカンタービレ1 二ノ宮知子

弟にお勧めされて買った奴。 失礼な人に懐かれていろいろ迷惑をかけられる話。 こういうのは、嫌がりながらも許してしまう、その境界線が大変難しいと思うんだけど、そのギリギリさがちょうど良かったです。 映画とかで、むかむかして「コメディー」って書い…

満月の夜、モビイ・ディックが 片山恭一

「世界の中心で、愛を叫ぶ」よりは大人向けなのかなあ。 「世界の中心で、愛を叫ぶ」より好きかも。 主人公達の、頭のいい振りをしてる会話が変だけど。 この小説、あんまり主人公に若い印象がないんだよな…。自分の辛いことは、逃げないで何が辛いのか見極…

世界の中心で愛を叫ぶ 片山恭一

まわりでこの本を読んだ人はみんな 「わたしはそんなに泣かなかった」 と言う。 わたしもそう言った。 文章が、あんまり好きではないのです。 もっと、流れるような綺麗で繊細な文章を書く人だったら良かったのになあ…と、ちょっと思いました。 でも、嫌いで…