鬼首峠殺人事件 五百香ノエル ディアプラス文庫

ヤオイ小説です。なんちゃってミステリなので、それについては全然期待しないで読みます。主人公たちがラブければいいのだ。これは人気があるらしく、5巻目です。1巻でくっついたカップルがずっと同じようなことでなやんだりいちゃいちゃしたりですよ。でも好き。
インターネットの巨大掲示板のオカルト板に書いてある事が事件の発端だったりします。少女向け小説とはいえ、こういうふうに2ちゃんねるが出てくると、不思議な感じだ。
そのオカルト話になぞらえて殺人が起こるんだけど、実はそのオカルト話は実際にあったことが元になっていて…という話でした。
しかし、このシリーズはいつも連続殺人で、本当に何の罪もない若い子が殺されるのが辛いなあ。まあ、そんなものなのだろうけど…。うらまれて悪い人が殺されて、被害者だった人が罪を犯して裁かれるのと、なんも悪いことしてない人が殺されて、罪を犯した人が裁かれるのと、どっちがいいのだろう。どっちもイヤだな。やはりわたしはミステリには向いてないのだ。